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梅雨の時期に多い【頭痛・シビレ】の原因教えます②

2020.06.13 ブログ

こんにちは

院長の山田です。

先日は梅雨になんで体調が悪くなるのか?

についてお話しました。

 

前回のおさらいをすると

梅雨に入ると【低気圧の状況】が通常の時より長く続いてしまうことで

雨が降ったくらいでは異常が出ない方でも常に低気圧の影響を受けやすく

身体に痛みや重たさ、頭痛・しびれを感じてしまいやすい時期なんです。

 

では今回は

2.実は頭痛とシビレは同じ原因で起きている!

について解説していきます。

 

皆さんは頭痛やシビレを経験したことはありますか?

頭痛やシビレにも色々種類がありますが

低気圧に起こる症状にはどちらも共通した原因が一つあります。

 

それは【自律神経】が関係しているんです!

自分達はとくに意識しなくても呼吸をしたり、食べたものを消化したり

胃を動かしたりすることが出来るのは自律神経が常に働いてくれているからです。

 

では内臓や血管などの働きをコントロールして体内の環境を整えてくれ

ている自律神経がなんで頭痛やシビレの原因になってしまうかというと

気圧変化は身体にとって緊急事態ですので過剰に反応してしまうんです!!

 

このことを解説するためには

自律神経のことについてもう少し知って頂く必要があります。

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つが合わさっている神経です。

交感神経

自身が起きている時や緊張している時になどここぞという時に働く神経です。

副交感神経

寝ている時やリラックスしている時に身体を休ませてくれる神経です。

 

この2つの神経が日常生活での要所要所で自律神経が2つを使い分けて  意識しなくても色んなトラブルから体を守ったり、身体を休ませて万全な状態に保ってくれています。

 

先程書いたように梅雨時期の気圧変化は身体にとって負担がかかる緊急事態になるため

交感神経が頑張って働き続けてしまうことで自律神経のバランスが偏ってしまいます。

 

どんな事が起こっているかというと

1.天気が悪化すると低気圧になってしまう

2.そうなると気圧下がって身体は頑張って交感神経を働かせ対処しようとする

3.でも梅雨時期は長く続くのでなので対処しても終わらない

4.身体が過剰に反応するようになってしまっているため痛みに敏感になってしまう

5.その状態が続くと頭痛やシビレに繋がってしまう

という悪循環に陥ってしまい中には「毎年この年になると…」といった症状に繋がってしまいます。

では、そのようなことが起きないようにどう対策していけばよいのか?

 

長かったと思いますが最後の項目の

3.どうしたら頭痛やシビレを防げるのか!?

については次回解説して終了したいと思います。

 

気になる方は次回も見てみてください!